― 27インチで拡がる、目にやさしいモニターワーク。
製品概要
BenQの「GWシリーズ」は“目を守るモニター”をコンセプトにしたアイケア対応モデルで、GW2780はその27インチモデルです。
IPSパネルを採用し、Full HD(1920×1080)解像度。低ブルーライト・フリッカーフリーなど目に優しい機能も充実しています。
書斎や在宅ワーク用途において、「文字が読みやすい」「目が疲れにくい」「スペースに収まりが良い大きさ」といったバランスを重視する方に適した一台です。
サイズ・仕様

- 画面サイズ:27インチ
- パネル:IPS/LEDバックライト
- 解像度:1920×1080(Full HD)
- 明るさ:250 cd/m²(typical)
- コントラスト比:1000:1(typical)
- 応答速度:5 ms(GtG)
- 視野角:178°/178°
- 接続端子:HDMI×1、DisplayPort×1、VGA×1
- チルト角度:-5°〜+20°
- VESAマウント:100×100 mm対応
接続端子
HDMI×1、DisplayPort×1、VGA×1
特徴とメリット
① アイケア機能が充実
低ブルーライト表示、フリッカーフリー技術を備え、長時間の作業でも目が疲れにくい設計。
② 書斎にちょうどいい大画面サイズ
27インチというサイズは、ノートPC・外付けモニター替わりにも十分な大きさでありつつ、圧迫感が出にくいバランス。
③ 接続端子が豊富でデバイス対応◎
HDMI・DisplayPort・VGA対応で、PC・ノート・タブレットなど複数機器からの切り替えがしやすい。
④ スリムベゼル&ケーブルマネジメント
画面周りの枠が薄く、デスク環境をすっきり見せやすい。スタンド裏側にケーブルをまとめられる仕様も嬉しい。
デメリット(注意点)
- 解像度が「1920×1080」のFull HDであり、27インチサイズでは「やや粗さを感じる」場面も。4KやWQHDを求める方には物足りない可能性あり。
- 明るさが250 cd/m²と控えめなので、非常に明るい部屋や窓際では視認性が落ちることあり。
- 高級ゲーミングモニターに比べてリフレッシュレートが60Hz止まりなので、ゲーム用途では選択肢として限界がある。
こんな人におすすめ
向いている人
- 長時間の在宅ワークやブログ執筆、資料作成など日常作業を快適にしたい人。
- 書斎・デスク環境をシンプル&落ち着いた雰囲気で整えたい人。
- 接続機器(PC/ノート/タブレット)を複数使い分けていて、切替対応端子があると嬉しい人。
向いていない人
- 細部の精細さを極めたいクリエイター(4K・WQHDが必要な方)。
- ゲーム用途で144Hz以上の高リフレッシュレートを求める人。
実際に使ってみた感想(使用感レビュー)
このモニターを、先に紹介した昇降式デスク+モニターアーム環境に組み込んで使用しています。27インチ表示のおかげで、資料や複数ウィンドウを開いての作業が快適になりました。
目の疲れ方も以前のモニター(24インチ/TNパネル)より明らかに少なく、夜の作業でもちらつきやブルーライトの負担をあまり感じずに済んでいます。
解像度がFull HDなので文字サイズを調整して使っていますが、一般的なオフィス用途では支障ありません。ケーブルやモニター台座をスッキリ隠せる点もデスク見た目を整える上でプラス。
総合評価
| 評価項目 | 点数(5段階) | コメント |
|---|---|---|
| 見やすさ・表示性能 | ★★★★☆ | IPSパネル&27インチで快適。ただし解像度に少し妥協あり。 |
| 目への優しさ | ★★★★★ | アイケア機能完備で長時間作業でも安心。 |
| 接続・利便性 | ★★★★☆ | 入力端子が豊富で汎用性高い。 |
| デザイン・設置性 | ★★★★☆ | スリムベゼル&ケーブル管理設計でデスクに映える。 |
| コスパ | ★★★★★ | この性能でこの価格なら非常に満足度高い。 |
総評:BenQ GW2780は、“27インチの快適表示 × 目に優しい設計 ×デスク映えするシンプルデザイン”を兼ね備えた、書斎・仕事環境に非常に適したモニターです。
ハイスペックを求めるゲーマーやクリエイター向けではないものの、日常のワーク&趣味用途には十分な性能を持っており、コストを抑えつつ快適なデスク環境を整えたい40代以上のビジネスユーザーにもおすすめできます。

